感動の音楽

大好きな曲をただただ紹介するブログです!アカデミックな解説は出来ませんが、本物の熱量ならあります。読んでくれた人にも伝われば嬉しいなぁ。

4曲目『I Faught the law』THE CLASH

どうも!鈴木です。

今回はTHE CLASH(以下クラッシュ)です!
パンクに興味が無くてもバンド名を聞いた事ある人も多いと思います。

いわゆる初期パンク勢の代表格です!
SEX PISTOLSRAMONESと並ぶイメージです。
他にも初期パンクバンドはたくさんありますが、僕が感じるクラッシュの魅力は以下の通りです。

・ルックスが良い
・でも男臭い「兄貴感」が強い
・激しさ、ポップさ、造形の深さがある
・キャリアの中での成長や挑戦が感じられる
・バンド名の割に意外と知的

「I Faught the law」は実は彼らのオリジナルではなく、カバー曲です。
僕は昔、「カバー曲なんて認めない!やっぱミュージシャンはオリジナル曲をやってナンボでしょ!」派でしたが、、今になると分かります。
「選曲」や「アレンジ」にセンスが出るのだと!
詳しくはありませんが、落語も同じなのかもしれません。
どのネタをやるのか、どう表現するのか、それがその人のレベルを表すのだと思います。

ついつい前置きが長くなりましたが、、
というか前置きの方が長くなりがちですが、
この曲はメロディーが明るいですが、歌詞はあまり明るくない、むしろ悲しいです。

「俺は法律と戦った、そして法律が勝った」
「太陽の下で働いている」
「無一文だから仕方がない」
「女も置いてきた」

若干、僕の解釈も入れてますが、
loserな感じの歌詞でこのメロディーは
哀愁を感じます。
色々な想いがありながら仕方なくスーツを着て働く自分の境遇にもマッチします。。

こんな悲しい歌詞をポップにしてしまう所に凄さを感じます。
でも彼らは楽しそうには演奏していません。
もっと切実な雰囲気を漂わせています。

歌詞を知らない人は
「わー、なんか楽しい感じの曲だ!」って
認識になると思います。
うるさい人は「ちゃんと歌詞を聞けよ!もっと深いんだよ!クラッシュは!」とか言いそうですが、そんな事はどうでも良いと思います!
悲しさを明るく表現する人、それを見て涙する人、ただ楽しむ人、それは自由だと思います。

関係ないけど、確か昔2000年頃?この曲は日産エックストレイルのCMに使われていた気がします!

「I Faught the law」THE CLASH
https://youtu.be/AL8chWFuM-s