15曲目『GET AWAY』KING BROTHERS
こんにちは!鈴木です。
久しぶりに投稿をします。
僕は気まぐれなので2ヵ月近く投稿をサボっておりました。
まあ仕事でも無いし、周りの誰にも知られずコッソリ運営しているブログなので全然問題は無いですけどね。笑
ただ、嬉しい事にこのブログを見てくれている人がいます!まだ1日に2、3人ですが。
、、、、、あ、すみません、はい、小さな嘘をつきました。。2日に2、3人です。。
誰がどんな経緯で見てくれたのかはサッパリ分かりませんが、このブログを読んで新たな音楽の扉を開いてくれたら本当に嬉しいです!(一流ミュージシャン気取り)
今回はKING BROTHERS(以下キンブラ)の『GET AWAY』です。
キンブラはご存知ですか??
実は僕もまだそれほど詳しくは無いのですが、ざっくり言うと「関西の骨太ブルースロックンロールバンド」という感じです。
はい!分かりますよ!「本当か?信じて良いのか?あ?」って気持ち。
僕も何度こんなタイプのキャッチコピーに騙されてきた事か。。笑
大丈夫です!キンブラは本物です!
ちゃんとロックンロールに狂わされている人たちです!
結成は1997年なので、2021年現在でキャリア24年目です。
ベテランミュージシャンって「味わい」や「洗練」を大切にしがちですが彼等は違います。いつまでも「ロックンロールをドカーン」とやり続けています。
「もっとこうした方が売れる」とか打算的な考えは(少なくとも受け手からすると)あまり無いように感じます。
あくまでインタビュー等からの情報ですが、彼等のルーツはローリングストーンズや、更にストーンズが影響を受けた20世紀初頭のブルースのミュージシャン達です。
そういうルーツを持つ人って過去のブルースの再現に走ってしまうイメージがありますが、彼等は自分達なりのブルースをロックンロールの形で表現し続けています。
「俺達はブルースをこう解釈する!」というスタンスが感じられます。
こういう「自分はこう感じた!」を表現するバンドは間違いないです!
僕にとってはTHE HIGH-LOWSがその代表格です。(結局それが言いたかった)
彼等は兵庫県西宮市を拠点に活動しています。西宮のバンドである事も結構前面に打ち出している点もなんかロックンロールだな!って思います。ライブでは「西宮コール」もしていますしね。
僕はロックンロールの根本は「関係無ぇよ!」という姿勢だと思っています。
「ロックンロールだけが重要な事で、それ以外はどうでも良い事」そんなスタンスに憧れています。
『GET AWAY』はそんな僕にとても響きます。以下歌詞です。
もう限界 死んじゃいたい
もう限界 気にしたり
変になりたい とにかくゲラウェイ ゲラウェイ
もう うんざり 勝負してみいー
もう うんざり 好きにしたい
いや~、グッときます。
もう毎日嫌な事ややらなきゃいけない事に時間を奪われ、ただただ無意味に時間が過ぎる感覚。どうにかしないといけないけど、どうにもならない。こんな事を10年くらい考えている。だから今回も変わらない。でもロックンロールならなんとかしてくれる気もする。けど毎日の事がどんどん押し寄せてくる。もうどうにかしたい。変になってしまいたい!
、、、そういう意味なのかは分からないのですが、僕はその解釈で受け取っています。
ローリングストーンズの『サティスファクション』にも通じる「爆発寸前の焦燥感」のようなものがあります。
ライブ動画しかない為、聞き取りにくいとは思いますが、メロディーはミドルテンポ&メジャーコードでずっと突き進みます。
夕焼けのまぶしい高速道路を走っているイメージです。共感してもらえるかわかりませんが。笑
僕の好きなタイプである「明るい暗いとか、ポジティブネガティブを超越した価値観」を持つ楽曲です。だからいつでも聴きたくなります。
キャリアが長いバンドの為、メンバーの入れ替えは多いですが、中心メンバーのケイゾウさん、マーヤさん(いずれもボーカル&ギター)はずっと在籍しています。
現在は上記2名+ゾニーさん(ドラム)のベースレスの3人体制です。ベースが居ない為、当然音に若干の隙間はありますが、ロックンロールの熱量があればそんな事はどうでも良いのてす。
話は戻りますがマーヤさんのやけっぱちな歌声が『GET AWAY』のヤケクソ感、切実な雰囲気を盛り上げてます。
とにかくGET AWAY!
一度聴いてみてほしいです!